こんにちは!
ヨガバードのAkiです(*^^*)
陰ヨガでは仏教思想が取り入れられています。
今回は仏教哲学の教え、「牛十図(ぎゅうじゅうず)」について書きたいと思います。
悟りとは何か
現代ヨガはアメリカや
ヨーロッパ諸国に輸出され
フィットネス要素が強いです。
それは悪いことではなく、
今のヨガの真骨頂ですね。
ただヨガの最終ゴールは
悟りの境地を開く、
というところは
忘れてはならないと思っています。
特に陰ヨガは東洋思想、
仏教思想が強いので
とくにそれを感じます。
その中で禅の教え
「牛十図」があります。
ヨガもヨガ八支則がありますが
牛十図の考えが好きなので
今回はこちらを簡単に
紹介したいと思います。
(私は大好きな教えです♡)
悟りの第一歩は自分を見つけるところから
10枚の絵によって次のような
教えが伝えられています。
1枚目 尋牛:
少年が牛(=自分自身)を探す旅に出ます。
2枚目 見跡:
牛の痕跡(=自分自身)を見つけます
3枚目 見牛:
初めて牛と対面します(自分自身と対峙)
4枚目 得牛:
牛をつかまえようと牛と格闘します(自分自身を知る)
5枚目 牧牛:
牛をヒモ1本でなんとか手なづけることができます(自分自身を受け入れる)
6枚目 騎牛帰家:
懐いた牛の背中に乗り笛をふきながら帰路へ(自分自身を乗りこなす)
7枚目 忘牛存人:
絵から牛はなくなり牛の存在さえ忘れます。(自分自身と一体化)
8枚目 人牛倶忘:
絵からとうとう少年の姿もなくなりただ「〇」が描かれています(すべてを忘れ悟りの境地へ)
9枚目 返本還源:
自然の花がただ描かれています(自然との一体化)
10枚目 日展水腫:
少年は福の神となって故郷に宝物をたずさえ帰ります(世法則仏法の境地)
自分を探す旅に出掛け、自分を知り自分と格闘することで悟りの境地を開けるという教えです。
それが人生の使命なのかもしれませんね
陰ヨガは牛十図でいうと1枚目~5枚目を行っている?!
陰ヨガを始めて行ったとき、
「私ってこんな
簡単なポーズもできないの?」
というのがスタートでした。
それまではやはり、
力任せにやっていて
できているようで
できていなかったのですね。
私の陰ヨガのスタートは
「できていると思っていたことが、
できていなかった」
ということを受けいれるところからの
スタートでした。
牛十図のように、
自分を知ろうと
もがいて出会った陰ヨガで
その後自分を知り、
なんとか自分自身と
仲良くなってきたかな、
とは思うけれど。。。
牛十図で今は
どの段階かなぁ
ということを
たまに考えたりします。
今は。
うーん。
また振り出しに戻っているような、
まだまだ3枚目の
自分自身との対峙で
とまっているかもしれません😅
そんなことを思いながら
陰ヨガを通して、
「自分自身」を知るきっかけに
ワークショップがあると
いいなと思っています(*^^*)
#ヨガワークショップ
開催場所はJR及び阪急電鉄宝塚駅から徒歩3分~5分ほどの場所にある宝塚ソリオカルチャーで行っています。
随時ご参加を受け付けております。ご予約・お問い合わせもお気軽にご連絡ください。
詳しい日程はスケジュールよりご確認頂けます。
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